こんばんは。とつあんです。日記を書くのは久しぶりです。最後に書いたのをすぐ思い出せって言われるとちょっと考えるくらい久しぶりです。
ちょっと長いかもしれませんが、もしこれを読んでいる人がいれば、どうかお付きあい願います。なにせ酔っ払ってますので、良い意味でも悪い意味でもストレートに書きます。恐らく今じゃなきゃ書けないことなので。
今日は大学最後のライブでした。全15バンド。勝負バント(勝ち負けの意味ではなく、気合いを込めているって意味で)で溢れたライブだと思っています。ライブに出たすべての人、本当にお疲れ様でした。そして見に来てくれたOBOGの方々、ありがとうございました。
長いようであっという間だったこの四年間の総締め、自らの集大成を出したつもりです。ミスや不本意なところは多々ありましたが、それを上回るほどの感情で溢れています。
ソフラン晒し(amazarashi)は本来なら秋ライブでやるつもりだったバンドで、秋にソフランとやる約束を守れず、部屋で一人、悔やんだことを覚えています。卒演の場で、あのライブハウスでやれたことが本当に嬉しかったです。
情けない話、コーラスってのはいつまで経っても苦手です。結局ハモりの原理もわからないままでした。それでもソフランはしっかりと歌ってくれました。藍坊主もそうでしたが、amazarashiもあいつじゃなきゃできなかったと思います。もちろん楽器隊の早川、ななか、麻衣も難しい曲にしっかり向き合ってくれました。(と、信じています)
本当にありがとう。ライブは、演奏中にニヤニヤしてしまうくらい楽しかったです。こんなにも優しい気持ちでライブできるとは思いませんでした。
そして、MCRZ(the pillows)。言ってしまえばあれは完全に俺のワガママです。実際俺以外はみんな後輩でした。
自分が2年生の頃に初めてピロウズのコピーをしてから、3年の文化祭と4年生になってからの新歓ライブ。一番好きなバンドを、こんなにもやっていいのかと考えるくらいの機会に恵まれました。拓郎さん、ちえみさん、淳一さん、もた、加賀谷、さっちゃん、えしゆみ。たくさんの人を誘いました。その人たちのおかげで、今日のライブができたんだと思っています。
一曲一曲、自分なりの意味を持って選んだつもりです。
今回組んでくれた後輩たちへ。今の自分に言い聞かせたこと。今日までの全てのことを後悔しないために。どんなに上手くいかないことがあっても、誰もが明日を持っていること。どんな形であれ、なにかしら伝わってくれたらと願うばかりです。
圭、ファンキー、ななか、聖香ちゃん。本当にありがとう。なんというか、ニュアンスしか伝わらないような表現だけど、最後にピロウズができて幸せでした。
初めのほうにも書きましたが、全てのバンドが勝負バントで、各々の意思を自分なりに感じとることができるライブでした。
ぶっちゃけた話、同じ代の奴らはずるいんですよ。かっこよ過ぎる、かっこよ過ぎました。俺にはできないライブを、演奏を、歌を、これでもかってくらい見せつけられました。
それは今日に限ったことではなく、1年生の頃からずっと感じていたことです。今でこそ思い出として書けますが、当時は○○に負けないようにとか、○○みたいにかっこよくなるではなく、単純に全員に負けたくなったんです。誰よりもかっこよくなりたいし、俺にしかできないことをやってやるって思っていました。
でも年数を重ねる度にその思いは少しずつ変わってきて、あいつらはあいつらの全力でやっているんだ、じゃあ今の俺には何ができるのかって考えるようになりました。
あくまで自分なりの答えなのですが、ライブのトリを飾るような主役にはなれなくても、自分の全力を出せれば、それは良いライブになるんだということです。たぶんそれが今回の卒演でも活きたんだと感じています。今年の卒業生の中で一番早く出番が終わったのは自分なのですが、順番なんか関係なく、全て全力でやれたと感じています。
自分の望むことは、往々にして叶うものの方が少ないものです。同い年のやつらは優しい人ばかりなので、俺に「遠慮してる」とか「気を使っている」なんて言ってくれたりもしますが、そりゃあ気は使うし遠慮もします。だって大好きな、本当にかっこいい人たちがライブをするわけですから。
あんなすごい人たちと一緒にライブができたことを本当に嬉しく思います。もちろん多くの先輩や後輩たちとあの空間でライブができたことは幸せなことでした。
思い出せば区切りはつかず、感謝も謝罪も尽きません。それほど濃厚で、素晴らしくも下らない毎日を過ごすことができました。
4年生はこれから各々の道に進んでいくわけですが、ここが終わりではなく、始まりであることを信じています。ライブでも飲み会でも言っていましたが、このライブが全ての終わりではないんだと思っています。まだ合宿というイベントが残っているので、もうちょっとだけよろしくお願いします。4年間本当にありがとう。長田みたいにパッと言えないのが情けないですが、みんな大好きです。
後輩たちはこれからまた多くの変化があると思います。思い通りにいかず、誰かを嫌いになったり何かを捨てたくなったり、自分が意図せぬことに感情的になったり。とにかくいろいろあると思います。その出来事に対して、角度を変えて見たり、考え方を変えたりするだけで新しいなにかが見えてきたりもするはずです。自分なりにでも構わないので、誰かに対して簡単に見切りをつけないで下さい。
とまぁ、酔った勢いで書いてしまいました。恥ずかしや恥ずかしや。
これをあのスピーチの時に凝縮して言えれば良かったんだなぁと、しみじみ感じています。卒演が終わったあとでも自分は相変わらずです。
卒業式が目前に控えています。さっきも書きましたが、まだF研には冬合宿という一大イベントが残ってます。やるしかないよ、楽しむよ。ワガママも無茶ぶりも、酔いつぶれるのも許してほしいです。どさくさに紛れていろいろ言っておきます。頼む、叶え。
話は尽きませんが、思い出話はいつでも、いくらでも話せますので今日はこのへんで。
今日は本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
じゃ。