めんどくさいのは嫌いですが、
めんどくさいのが人間なのです。
人間を観察するだけでは足りない私は、人間に触れたいと思う人間です。
可能ならば、可能な限り内面まで踏み込んで行きます。
そうやって、自分にとっての判断材料にしていきます。
集団の中から個人を観るよりも、個人と個人で対話する方が、私は好き。
集団は、あくまでも集団。
団長がいるからまとまる。
でも、その団長に迎合できるかどうか。
ならば、まだ、烏合の衆の中にいた方が楽だ。
団長以外に、以上に力を持つ人もたまにいる。
そんな人が、団長と対立をする。
集団の為、という大義名分を使って。
我を通す。
お互いに。
私は。
どちらにも寄り添いながら、
どちらにも歩み寄りながら、
どちらにも触れながら、
どちらにも笑いながら、
どちらの人間も、
つまらない。
取るに足らない。
笑えない。
面白くもない。
そんな人間だと、思えるのです。
とても冷めた目で、その集団を見詰める私が存在します。
とても冷めた感情で、いさかいを眺める私が存在します。
ただ一つ、思うことは。
みんな、誰かが嫌いなんだ。
そんな、当たり前のこと。