てんさいちゃんの砂糖漬け

人がいなくなって空いた穴は
簡単には塞がらないね。

泣いたりしないけど
寂しさだけが静かに冷たく残ってる

頭は冷静に
心は穏やかに

誰が言ってたのか、思い出せないわ。

私が死んだら
お葬式を挙げず
血の一滴も残さず食べきってほしいわ。

どこにも私が生きていた痕跡を残さないで。

排泄されず
私のすべてが君の血肉となれば良いのに。

そんな夢を毎晩見るのよ。

ね、ぴぴちゃん。
そうやって毎晩ふたりで眠るのよね。
早く会いたいなぁ
明日やっと君の下へ帰れる。

三日会えないだけで
こんなにも
ぴぴちゃんのあたたかい体温が恋しいこと
知らなかったよ。

愛に溺れて同じベッドで眠るようになって
いつしか
君が隣に居なくちゃ眠れなくなるような
そんな気がして、少し笑ったわ。

ばかばかしい。

幸せなのに？
不思議だね

#ふたりの日常

誰かのためじゃない。

自分が何よりも大好きな自分でいるために
自分の好きな女の子になるために

今日も明日も、この先もずっと
私は私のために可愛くあるのよ。

当たり前でしょう。
大好きだもの
我が為に可愛くあろうとする、
可愛い私のことが。

女の子にしかわからないものほど
キラキラして見えるのはどうしてなのかしら。

男の子に見せたら
「よくわからないなぁ」
って言うんだもん。

それでも、女の子に見せたら
可愛さをいくらでも挙げられるの。

食べた瞬間、懐かしさを感じた。

おいしかった。

白い服にソースを付けちゃう
可愛い従姉妹ちゃん。
愛らしい。