テイルズオブゼスティリア、ようやくクリアしました。
感想や批評など、個人的な意見や感情を書きなぐりたいと思います。
・辛口発言も多々あると思いますので、ゼスティリアのことが大好きで否定するところがないっていう人とか、個人的な批評とか見たくないって人の閲覧はご遠慮ください。
・見てからの苦情、批判はご遠慮下さいというかやめてください。
・あくまでも、わたし個人の感想です。
・アリーシャアフターストーリー未プレイ。
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クリアして、エンデイング見てるときは、その演出や達成感から、なんか満足的になるけど、後々、物語中の疑問が何も解決されていないし説明もないことに気づいてはてなマークが飛ぶ。
マオテラス、おまえさんはなんだったんだい???
頑なにライラさんが誓約で秘密にしてた事は?理由は?
マオテラスはその存在そのものがドラゴンのような姿してたけど、天族が憑魔化するとドラゴンになることと関係あるの?
というかドラゴンとはなんだったの?
などなど、とにかくシナリオが「???」すぎる。
思いつくまま箇条書きにすると、
・わたしがサブエピやスキット逃しててわかってないだけなこともあると思うけど、それにしても物語全体を通しても説明不足なことや心理描写不足がありすぎて、キャラに感情移入がしづらい。
・キャラが何を考えて、どういった感情の元、そういった行動を起こしたのか、わからない。
・展開がはやくて、起伏がないから、置いてきぼりになる。
・敵キャラも、敵対する理由や過程があるはずなのに、描かれずにフェードアウトすることが多すぎて、理解することも嫌悪することも同情することもできず、「あいつはなんだったんだろう…」で終わってしまい、ざんねん。
・個人的にルナールが憑魔化する前の風の骨のみんなと一緒にいた頃のルナールを知りたかったし、憑魔化するきっかけも知りたかったし。
・サイモンは最後放置だったけど…あれでいいのか…サイモンも何がしたかったんや…。
・浄化できない→殺すしかないっていう、ある意味現実的な流れがテンプレになっていってて、それしか方法がないとはいえ、悲観的になることもなく容易くそれが行われてしまうのも違和感。
・穢れることもなく、自分のやっていることを正しいと信じて(良いこととは思ってないけど)人殺しをしていたロゼは、同じく穢れることなく人殺しをしていた司祭を批判していることに違和感。
・理由や思想は違えど、(自分基準で世界の害と判断した)人を殺していることに違いはない。綺麗事ばかりな世界じゃないというのは伝わるけど、ロゼを評価できるとも思えない。
・アリーシャの扱いに関しては、アリーシャ好きでアリーシャがヒロインだと信じていた人には酷い仕打ちだと思う。
・というか発売前情報や宣伝でのアリーシャの扱いからして誤解されるのは当たり前だ。
・わたしは「ロゼはあくまでも同行者」というインタビュー記事を見たことあったんだけど全然言ってることと違ったしね…。
・ジークフリートの説明がいっさいない。あれはどんな神器だったんだ。スレイくんもみんなも疑問も抱かずに使っていたのか?そんなよくわからないものに全頼りしてヘルと戦ったのか?
・刻遺の語り部の伏線はなんだったのか。サブエピでもまったく回収されずにフェードアウトとは…。
・五大天族は何してるんです?もういないの?説明は?
・水の試練終わったあとマルトランさんに奪われた『世界をも切り裂ける剣』はマルトランさん倒したあと回収したのかな?そんな物騒なもの放置していいの?それとも大したことない剣だったの?
・そういえばマルトランさんの目的はなんだったの?彼女は死んでたの?操られてたの?洗脳されてたの?自分の意思でヘルの配下になったの?戦争の時マルトランは死んだって言ってたおじさんのサブエピの伏線はなんだったの?
・フォートン三姉妹のサブエピがまったくよくわからずに終了した件について。
・序盤の橋を直す選択肢分岐はなんだったのか。その後の展開が少しばかり変わっただけだよね…。
プレイ中ずっと疑問だらけで、きっと終盤のサブエピとかで回収されるに違いないと信じていたわたしはショックを隠しきれない。
正直、進むにつれてやる気が低下していきました…。
今までのテイルズは3部構成もしくは2部構成な感じで、物語の大きな区切りを感じさせるものが間にあったけど、ゼスティリアにはそれがあったのかよくわからなかった…。
システム面では、
・言わずもがな、戦闘カメラワークがクソすぎて。
・フィード・ダンジョンマップが無駄に広く、ギミックもなく、つまらない。
・料理はキャラが作って食べたい…アビスみたいな感じが一番好き。
・宿スキット解せぬ。宿泊まる利点を知らなかったわたしはまったく宿利用しないで進めたからスキットそうとう逃した。
・武器合成めんどい。難しい。
って、批判ばかりになってしまったけど、楽しかった点もありましたよ!!
・カメラワークのことを除けば、神衣の戦闘はコンボとか迫力とか、楽しかったヾ(*´∀`*)ノ
・キャラの掛け合いが可愛い楽しい(*´艸`)
など…。
キャラ萌えとか、腐的な意味で楽しめた部分はあるけど、そういうの抜きで純粋にRPGとしての総合評価はかなり低いです。
わたしは何よりも、物語を通して成長・変容していく主人公たちの心理描写や演出、ファンタジーならではの世界観が大好きで、キャラのバックグラウンドも大切で、感情移入しながらその物語に入り込むのが大好きなんです。
テイルズはそれらがいつも素晴らしくて、ずっとずっと愛してる。
愛してるからこそ、今回は、とてもつらいです。
わたし自身歳もとったし懐古厨だしで、思考が凝り固まって偏屈頑固な自覚もあるから、あくまでもわたし個人のテイルズ観だけど。
昔のテイルズはほんとうによかった…と、改めて思わされました。
時代の流れとともに作風や売り方、ターゲット層が変わっていくのは仕方が無いことだとしても、ファンとしては悲しいですね。
もちろん、ゼスティリアを楽しんで満足な方もたくさんいるし、高評価してる人もいる。
自分の好きにものを批判されたり低評価されることの辛さもしってる。
だから、今回も、人それぞれの感じ方でいいと思う。
そもそも、ゲームってそういうものだし。
ただ、わたしが喜々として批判してると思われることだけは心外なんだ。
大好きなテイルズを批判するのが辛くないわけないじゃないか。
それでも、好きだからこそ言わずにはいられなくて、苦しくて吐き出したいんだ。
プレイしてもいないのに、批判に便乗して批判してる人と一緒にされたくない。
ただのアンチや信者と一緒にされたくない。
わたしはわたしだ。
あーーーなんだこれ愚痴になってしまった!!!
なんかテイルズやるたびに自分の面倒くさい性格を痛感する…ほんとなんでこんな人間なんだろ。
ていうかこれ書きながら泣いてる自分が恥ずかしいwwwwww
とりま、次はヴェスペリアかエクシリアをもう一度やり直そうかなーって思ってます。
恋しい。
ほんとはアビスが無性にやりたいんだけどPS3でないからね…切ない。
次のテイルズ完全新作を気長に待つとしますか(^O^)