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24/05/14 20:13
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話題:本の感想
さて、秋の積み本消化祭りですね(参加者1名)
SFが読みたい2012(海外篇)で1位にもなった作品でもありますが…
今年の春ぐらいに買って放ったらかしてましたが(笑)やっと読んだ( ̄^ ̄)ゞ
たぶん東欧にある2つの都市国家ペジェルとウル・コーマはモザイク状に国境が絡み合いながらも、両都市の言語・経済・政治などは全く違う不思議な関係。
しかも、両都市の住民は相手の都市の存在を知っていながら被干渉を貫く掟があって、もし破れば
ブリーチと呼ばれる秘密警察に処罰される。
そんな都市ペジェルで殺人事件が起きる。
主人公ボルル警部補は殺された女性考古学者を調べるうちに彼女が2つの都市を行き交いをして何か重要な秘密を知り殺されたことを知る。
何故、彼女がそこまで危険をおかしてまで知った秘密とは何か?
もう一つの都市
ウル・コーマの刑事とコンビを組んでこの不思議な都市の秘密に迫る!ってネタバレしないギリギリの内容ですね(^^;;
都市のイメージはやっぱりベルリンが真っ先に浮かんだ(笑)
もう少し若いなら普通にイスラエルとパレスチナなんだろうけどさ(σ- ̄)
まぁ〜毎作ちんぷんかんぷんな数学理論を展開して読者の脳みそをブラックアウトさせる気満々な某イーガン作品みたいなガッツリとSF作品って訳じゃないです。
早川書房から出てるからSFだと思って読んでたらハードボイルドな刑事もの小説だった(笑)
SFは苦手だけどミステリー小説が好きな方にはお勧めかな?と思います。
しかし、作者のミエヴィル氏って
何回見ても西海岸辺りでギャング団でもやってません?って聞きたくなるのはなんでだろうか(失礼だ)
pixio.jp
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