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父と子

アズキとダイズ。
マサラタウンにて。
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男らしくありたい。

ミユキと大人たち。雪「背ってどうしたら伸びるんスかね」

朝「えーミユキ君でっかくなりたいんスか!?」

雪「アサヒはそう言うの無いのか?」

朝「ムキムキになりたいとかー、無いっすね。まず鍛練とか嫌ッス。背もツキヨと同じで満足ッスよ♪」

月(兄さん死んで)

朝「ツキヨが心に語りかけてる。私もよ。と」

雪「殺意が…背があってがたいが良いのはコガネとアズキか…一体どうしたんだろう。聞いてこよ」

朝「いってらっしゃい」

雪「オトナになってたるんだ体にならないように腹筋くらい割っとけよ」

朝「だから俺は鍛練が嫌いなんス。ミユキ君もよく朝竹刀握ってるみたいッスけど」

雪「あ、あれは、練習とかじゃないんだからなっ!!暇だからしてんの!!じゃあな!!」

朝「ンニヒヒヒヒ…ツンデレッス」



黄「えー、僕は勝手に伸びましたね」

豆「俺もだな」

壱「才能だよ!!ミユキ!!才能なんだ!!遺伝子の泥の沼にようこそ!!」

雪「なんでイチタが泣きそうに」

壱「牛乳飲んだりトレーニングしたりしたけどガネさんにも先輩みたいな体にもならなかったんだよ…今もしてるけど」

黄「いっちゃんはユニセックスな体型してますからね。ほんとにふたなんじゃ」

壱「おい、黙れ。おい」

豆「イチタはちょっと特別かもしれねぇが体は鍛えたらちゃんと肉つくから心配すんなよ。食い物も重要だな。あと」

黄「そうですね。背は仕方無いかもしれませんが、レイト君もヤミノも鍛えてはませんから細いんですし、体を使う仕事だけあってセイジさんも良い体つきですよね」

雪(セイジが怪盗フスティシアなのただ漏れじゃないか…?)

豆「気にすんなよ。し過ぎるとイチタみたいになるんじゃね?」

壱「俺はガチムチになりたかった。遺伝なのかなぁ、母ちゃんも小さめの人だし」

豆「それよりヤンデレ彼女どうした」

壱「アッ、触れないで先輩」

雪「全然アドバイスになんないな」

黄「なんで大きくなりたいんですか?」

雪「……………、」

黄「はい?」

雪「………から」

豆「ん?」

雪「格好いいから!!言わせんな!バーカバーか!!」(走って逃げる)

黄「うーん青春ですね」

壱「青春かぁ?」
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