葵屋の障子の模様格好良過ぎだろ。
制作費が格段に増えてました。
前作は様子見、実績出したから今回は原作にぐっと寄せていきました、みたいな雰囲気。
「こーゆーのしたかったんだよ、こーゆーの!」という制作側のウキウキが散りばめられてました。
よりるろ剣っぽかった気がします。
↓以下、るろ剣感想。
notレビューです。
一番変化が大きかったのは斉藤ですかねー。
剣心と薫殿は安定感ありました。
新キャストだと志士雄様完璧。
藤原くんは二次元に強すぎる。
話の流れよりはアクション重視。
なので薫殿をぎゅっと抱き締めるところや東京に置いていかれて怒る佐之助、超人じゃない説明に入る恵さん、大久保卿の頼み、その他諸々が結構急に出てきて取り敢えずなぞった感がありました。
早く京都行きたかったんだろうなぁ。
そんな中でも志士雄一派は気持ち良く出てたから流石だな、と。
操、というか御庭番衆もちょっと急でしたが蒼紫様の説明で尺使ってたので納得のいく範囲でした。
個人的に一番好きだったアクションシーンは蒼紫様vs翁ですかね。
斬り合いばかり見てるとどうしてもパターンに飽きてくるんですが蒼紫翁戦は途中で武器変わるので流れでずっと見てても飽きないです。
あとやっぱり撮り方が抜群に格好良い。
飛天御剣流は大人数相手だったり速さを表現したりしないといけないので、どうしても室内殺陣だと撮りにくいんですよね。
今回楽しみにしてたシーンは大久保卿暗殺と神谷道場剣心斉藤戦。
るろ剣でほんとうに好きなシーンだったんですが剣心斉藤戦はカットでした。
あれがあるから京都に行く意味とか抜刀斉になる覚悟とか幕末の雰囲気とか色々生きてくると思うんですがねー。
その分抜刀斉に戻す的な演出はvs刀狩りの張で回収してました。
薫と弥彦も見てるし丁度いいと言えば丁度いいんですけどね。
大久保卿暗殺は見れてよかったです。
聞きたかった台詞はありませんでしたが、人間が演じてるので独り言は演出として無しだったんだろうなぁ、という感じ。
志士雄さん。
「出番だぜぇ、薫殿ぉ」
「なぁ、先輩」
「十本刀を召集しろ」
良かった。
思ってたよりちゃんと藤原くん。
若志士雄様はもう少しロングポニーテールじゃ駄目だったんでしょうか?
流石の存在感でした。
声とか話し方とかも違和感なかった。
衣装も良かった。
藤原くんが志士雄様で良かった。
ゆみさん。
「何も知らないのね」
衣装なー。
まぁでも人が演じるならちょっと下品になっちゃうってことなんだと思います。
あれはあれでアリです。
上品だけどセクシー、みたいな。
そのおかげで志士雄様もセンス良く見える、みたいな。
思ってたより良かった。
目がとても大きかったです。
そーじ。
「つれないなぁ〜」
「弁償以外なら、」
もうちょっとニッコリ笑っても良かったんじゃないかなぁ。
なんとなく狂気が足りない気がします。
天剣はそうきたかぁ、という感じ。
足ピョンピョンはなんかもうカットしても良かったのではないかと。
前作ありきで原作ありきなのでいいんですが、今作中で飛天御剣流が凄く速いっていうのをもう少し言っとくとそーじ戦に効いたんじゃないかなぁ、とかね。
殺陣頑張ってました。
どーでもいいんですがこの神木くんってじゅりなに似てると思います。
操。
「水を…!」
「蒼紫様が帰ってきたの!?」
京都弁ときたか!
そりゃ京都の子だから京都弁なんだけど!!
ここの違和感すごかったです。
キャラクター解釈がアニメと違うので違和感はありますが、この操はそんな違和感を自身の運動能力でねじ伏せてました。
あの年であれだけ動けたらそりゃ操役に抜擢されるわ、みたいな。
あの蹴り技とか凄すぎ。
操に蹴り技のイメージ無いけど。
苦無構えてほしいなぁ。
映画自体がアクション重視なので、もちろん蒼紫様←操演出も急だし薄め。
操の蒼紫様ラブ設定って操のキャラの掘り下げなのにそもそも蒼紫様が出てないから掘り下げようがない、とかそんな感じ。
しゃーない。
さの。
「喧嘩のやり方なら俺が教えてやる」
「信用しねぇようにしてるんだ」
映画版佐之助はただの喧嘩屋斬佐なんだよなぁ。
なんか馬鹿っぽさとかはいいんだけどもうちょっと格好良い感じも欲しいです。
いい男感というか。
剣心との友情的なのも一方的に見えるし。
二重の極みの辺りで掘り下げるんですかね。
神谷道場の剣心vs斉藤がカットされていたので「明治の東京じゃねぇ、幕末の京都で戦ってるんだ…!」という佐之助至上最高の名台詞が削られていました。
悲しい。
恵さん。
「見てらんないんだけど」
「高荷家秘伝の飲み薬。…毎日飲んで」
「私は死刑台を選ぶわ!」
死刑台を選ぶときはあんなに声張り上げないで欲しいのですよ。
映画版恵さんはいつまでもたっても慣れません。
元々好きなキャラクターだからですかね。
台詞回しというかキャラクター解釈がアニメと違うので馴染まないです。
嫌い、まではないんですがなんか違うなぁ、みたいな。
お化粧かな?
大久保卿
「単刀直入に言う、」
「古い時代を壊すより、」
急だったな、おい。
大久保卿関連のシーンは全部急過ぎて凄く勝手な男みたいになってました。
アニメって結構丁寧に進んでたんだなぁ。
やつれましたね、が救い。
蒼紫様
「抜刀斉はどこだ…」
「灯台もと暗しか…」
vs翁戦の最後の技って回転剣舞六連!?
回転剣舞六連…!!!!
抜刀斉抜刀斉言いながらお散歩してました。
前作出てないので御庭番のあたりは過去話の中で回収。
あの回想は前後含めてとても良かった。
平和な世のなかに潜んでいる動乱の空気といいますか。
ビジュアルは似てはいないものの腕の筋肉とか御庭番衆感出てました。
殺陣の迫力ヤバい。
長刀が実は小太刀(重心がおかしい)のエピソードは削られてましたねー。
突然現れてウロウロするシーンが多かったので、蒼紫様が出てくる度に心の中で(突然の蒼紫!)って呟きながら見ると楽しいです。
そんなことしてたらラストの慟哭でうっかり吹きそうになりました。
危ない危ない。
剣心。
「ありがとう…そして、さよなら」
「某にとっては、新時代の申し子でござる!!」
「死んだ者の望みは、生きている者の幸福だ」
「簡単すぎるのでござるよ」
ずっと剣心。
序盤は急展開に焦りましたが剣心は落ち着いているのでそこを頼りに見てました。
そーじ戦よりも張線の方が見応えがあって好き。
薫殿。
「殺しちゃだめ!」
ずっと薫殿。
映画の薫殿は声がアニメに近いので違和感なく見れます。
斉藤一。
「油断するな」
「町の剣術指南の出る幕じゃない」
牙突やん!!
グッと寄せてきた斉藤さん。
前髪もちゃんと簾頭。
煙草くわえてるので殺陣がヒヤヒヤします。
志士雄とのファーストコンタクトのシーン好きです。
狸、狐、イタチのあたりやってくれないかなぁ。
べっぴー。
声分かったよ!!
ちょっと感動したよ!!
十本刀。
まさか全員出るとは…という感じです。
見た感じ鎌足は振り袖じゃないみたいでした。
残念。
次は9月