アクション。
「赤井!」
「引き殺してやるよ!」
「取り逃がしました」
ど頭のカーチェイスと赤井さんvs安室さんのパートはハリウッド超えてると思います。
カーチェイスの3台でドリフトするところが最高に好きです。
安室さんが白い車で赤井さんが赤い車とか何事だよ、ちょっとガンダムすぎやしませんかね。
キュラソー視点。
安室さん視点。
赤井さん視点。
あと俯瞰の映像と並走の角度とギアチェンジのタイミング。
何回見ても手に汗握るし、アニメならではのエフェクト表現やスピード感も素晴らしいです。
高速道路の上で赤井さんと安室さんが向き合うシーンは世界の終わりを感じさせました(言い過ぎ)。
観覧車の赤井さんvs安室さん。
これ、カット割った人、ほんと凄いな!!
あと作画も凄いです。
ジークンドーvsボクシングもちゃんと動きの違いが分かりました。
初見では戦ってる理由が意味不明で、随分と尺使うなぁ…と思っていましたが、見終わってキャラの関係性調べて納得しました。
因縁の対面を映画で初出しとは豪華ですね。
風に吹かれてすれ違うとこは少し面白いです。
安室さんが何回か赤井さんにぶん投げられて背中を強打していたんですが、ジークンドーは投げ技多いのかな?と思いました。
緋色組。
「誰かが狙われている…!」
「そのライフルは飾りですか!」
「何か策があるのだろう?」
連携が過不足なく丁度いい。
平次だったりKIDだったり、コナンの映画は各々で同時に話を進めるメンバーがいる回は話に深みが出て面白いんですが、平次は探偵だしKIDは武器使わないしで行動自体はコナンと変わらないんですよね。
赤井さんと安室さんはFBIのスーパースナイパーと公安のスーパーエリートなので、役割も能力も思考も行動もコナンとは重ならず、いざ同じ目的の為に行動を起こすととても効率的に物事が進んでいきます。
3人ともお互いのカバーはなし。
する必要がない、という力量への理解。
誰かが何かを失敗したならその時の最善策を組み換える、という修羅場のシビアさ。
共闘ではなく連携してるだけ、という感じです。
劇場版というスペシャル感がゴリゴリ演出されています。
特にヘリを落とすところは最高でした。
赤井さん→暗視スコープがないから撃てない。
コナン→大体の場所が分かれば花火ボールで照らせるけど、弾道からの方向しか分からない。
安室さん→花火ボールの存在は知らないが、コナンの発言を聞いて一度解体した爆弾の起爆装置を再度セットして空中に飛ばす。
起爆装置はコード切りまくってたのにあっさり使えるようになってたので、遠隔操作で起爆出来ないようにしてただけなのかな?と思いました。
そういえばディスプレイ消えてなかったから通電はしてたんでしょうね。
ミステリー
「作戦変更よ、ジン。なにかトラブルがあったみたい」
「濃度もほぼ同じ…!」
今回はミステリー要素なかったです。
キュラソーの脳の秘密とかちょっと推理してましたが、それも特に説明なかったです。
コナンの映画は沈黙の15分付近から明確にアクションに振り切っていて、ミステリーもサスペンスもスパイス程度にしか入ってないです。
謎解きは脚本にはあったけどカットされてる、みたいな雰囲気でした。
小説買うかなー?
探偵団。
「お買い得って感じだし」
「お姉さんに笑われちゃったー」
「つよーい味方です!」
博士への当たりの強さに心が痛みました。
自分への老いを感じます。
もう子供達と同じ気持ちでは映画見れないんですね…。
光彦が相変わらず頭ひとつ抜けてました。
スマホの電話帳が写真付きだったんですが、なんて言って撮らせて貰ったんだろうと毎回思ってしまいます。
赤安
「その了見を!」
「お喋りをしにきたのかな?」
誰だよ!!(初見時)。
作者推っし推しの赤井さんと、そのライバル枠(?)安室さん。
見せ場も多かったしドラマチックでした。
原作、アニメでもまだ出会ってないなんてそんな…なんだか歴史的な瞬間を目撃した気分です。
了見やおしゃかなど中々古くさい言い回しが多い二人ですが最高に格好いいです。
初見時から明らかに赤安だったんですが、ツイやピクシブのお祭りを見て改めて赤安だったんだと納得しております。
コナンが積極的に頼りにしている大人ポジションというのは今までそんなに多くはなく、(出すために無理矢理作ったシーンかもしれませんが)この二人がいることによって今回の映画は今までにない雰囲気が出ていたと思います。
最初に映画を見た後にバーボン、ライ、昴さん、大くん、安室さん、赤井さん、降谷さん、スコッチなどの情報を後追いしましたが、その度にどう消化したものかと悩んでしまうお二人です。
色々ある過去物語はピクシブの神々に丸投げしておりますが、どうにか幸せになって欲しいと思ってます。
あとえろい。
赤安とR-18は切っても切れないディステニィですね。
あと、なんというか、劇場版20周年を緋色でいくと決めたことに鳥肌が立ちます。
じゃあKIDは前年で平次は翌年ね、
蘭姉ちゃん無双もしないよ、
コ哀の件も控え目に、
おっちゃん回じゃないから出番もあんな感じで、
みたいな。
鎮魂歌並みのオールスターでくると思っていたので少し驚きました。
黒の組織。
「俺は案外優しいんだぜ?」
「このフォルムは…!!」
「組織じゃ有名な話よ!!」
「そろそろ時間よ、シンデレラ」
「俺もヤバい」
「もう無理!ずらかるよ!!」
「シェリーちゃん?」
キャンティ可愛いよキャンティ。
コルンも可愛いよコルン。
自分の歳が近づいていくにつれて印象が変わっていく黒の組織。
ベルモットが有能過ぎて…てかあの人なんで一回着替えたんだよ面白すぎるよ。
レストランで機材を駆使しているところも明らかに不審者だし、それでいいのか大女優!!と心の中で叫びました。
どじっコジンの兄貴は今回も割りとミッションクリア出来ていませんでした。
そのわりにはどや顔で帰っていきましたが。
兄貴とキールの作画は良かった印象です。
なんか、どれくらいの規模の組織かちゃんと分かっていませんが、スパイ多過ぎですよね。
ウイスキートリオに至っては全員ノックなんですよ、なんでだよ。
キュラソーは天使でした。
あまみさんは最高……。
キュラソーが記憶してしまった組織の情報ってなんなんでしょうね。
あれ、インプットはすぐ出来ると思いますがアウトプットは口頭なんでしょうかねー。
あと一回くらいいけないかな?