福岡地裁は18日、駅で面識のない女子高生にいきなりキスをしたとして、強制わいせつ罪に問われた福岡市港湾局事業計画課前課長の石橋宏典被告(44)=起訴休職中=に、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

弁護側は「被害者の供述は信用できない」などと無罪を主張したが、松藤和博裁判官は判決理由で「被害者の供述調書の言葉尻をとらえた的外れな非難」と退けた。

判決によると、石橋被告は昨年12月19日夜、福岡県福津市のJR福間駅のエスカレーターで、女子高生に背後から近づき、右頬にキスをした。
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