長崎県佐世保市で同級生を殺害したとして、高校1年の女子生徒(16)が逮捕された事件で、女子生徒は「(体の)中を見たかった」などと供述していることがわかった。

「人を殺して解体してみたかった」などと供述している女子生徒は猟奇的な一面がうかがえる一方で、取り調べには落ち着いた様子で応じている。

県立高校1年の女子生徒は、佐世保市のマンションで同級生の松尾愛和さん(15)を殺害した疑いがもたれている。警察の調べによると遺体は腹部が大きく切り開かれていて、女子生徒は「(体の)中を見たかった」などと供述しているという。今後、女子生徒の犯行当時の精神状態を調べるため精神鑑定が行われる見込みで、警察は刑事責任が問えるかどうか慎重に捜査を進める方針。

一方、28日夜、松尾さんの通夜が営まれた。松尾さんの両親は「愛和は私たちにとって大切に育ててきた宝物でした。今はただ心静かに見送ってあげたいという気持ちだけです」とのコメントを発表した。

逮捕された女子生徒はこれまでと変わりなく淡々とした様子で、謝罪の言葉はいまだにないという。
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