菅前首相 コロナ分科会「メンバー多すぎた」検証の必要訴える

18日 14時26分

 菅前総理はJNNのインタビューに応じ、政府の新型コロナ対策を提言する分科会について、「メンバーが多すぎた」などとして、今後見直しを含め検証すべきと訴えました。

 「検証する必要あると思いますよね。やはり会の人員が多すぎたと。(Q.メンバーが?)メンバーが多すぎたと思いますよね。(Q.もう少しスリムな組織にすべきだったと?)議論する時というのは、15人とか20人くらいじゃないでしょうか。それより遙かに多くなっていたと思います」

 菅前総理はコロナ分科会のあり方について、感染状況が落ち着いた段階で「それぞれの分野の専門家を選んだ中で検証すべきだと思っている」と語りました。

 また日本国内の感染者数が急減した理由も「検証していく必要がある」としたほか、地方自治体内での権限のすみわけについて「変えていく必要がある」と主張しました。

 このほか、飲食店などに酒類提供の禁止や時短営業を要請したことについて、「商売が出来なくなるわけですから、そこは悩みながら悩みながら判断した」などと振り返りました。