オミクロン株はデルタ株に比べ本質的に軽症、英当局が判断

2021年12月22日 19:57

英国政府の科学者たちは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に感染した患者が重症化する可能性はデルタ変異株よりも低いと結論づける見通しだ。だからと言って多数の入院患者の発生を防げるとは限らない。ニュースサイトのポリティコが情報源を明示せずに報じた。

この報道によると、英保健安全保障庁(UKHSA)はクリスマス前に、オミクロン株の深刻さに関する早期の実態データを公表し、感染しても軽症で済む人の割合が多い可能性が高いとの見方を示す。英国ではワクチンの接種を済ませていたり過去に感染していたりする人が多い上、本質的にオミクロンはデルタに比べ重症化しにくい可能性があるためだという。