一人の限界をひしひしと感じてます、九龍(管理人)です(真顔)
いや〜、やはり悶々としても埒があきませんよ;
推敲も切磋琢磨も他人有ってこそ尚良し!って気がしてます!!
勇音:[素直に力を貸して下さい(土下座)]ってすれば良いのに…見栄張るなよ;
赤兎:コイツじゃ相手にされないのが関の山だけどな〜?ケケケ…
………(遠い目←)
で、早速散文つらつら書き殴る事にします
脳内メモリを空けなければぁぁぁぁ!!!;
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・知覚者って?
幼少時に国民の義務で知覚者認定試験を受ける事が法的に決まってます
試験って言っても、ガーディアンの存在認知の有無を調べるだけの簡易なモノ
ガーディアンの姿に見覚えが有るか?
(図やガーディアンの一部を見せる、視覚・触覚テスト)
鳴き声は聞き取れるか?
(知覚者が録音採取した音声データによる聴覚テスト)
身体能力のチェック
(知覚者は平均的に一般人より身体能力が勝る傾向が有る)
等を総合し、知覚者の素質が有る・又は断定出来る子供に対し、知覚者免許が交付される
(最初は仮免許交付扱い)
更に成長した段階で本格的に知覚者と認められた子供に本免許が交付される
尚、本免許交付試験の際に適性検査を受ける為、9職から統計的に向いている(適性値が高い)モノを選抜される
(適職以外への転換は可能だが、原則そのままの人の方が多い)
・知覚者免許って何ぞ?
廃墟は法令により一般人の立ち入りを禁止された地区だが、この免許により侵入が認可される
後は身分証明書にもなる
明記されているのは
・氏名
・年齢
・生年月日
・性別
・本住所
・適合職種
(所持者の今の職が明示され、変更時には自動更新される)
・取得年月日
それに顔写真が添付されている
名刺サイズで特殊素材(国家機密レベル)で作られている、軽くて薄い透明なプラスチックみたいな感じ
ICチップ内蔵で、紙類表記では無くデジタル表記がなされる
個人生体認識システム搭載なので、万一紛失しても個人情報にはセキュリティが自動で掛かる
読み取りには国で扱う専用装置が必要
(国で管轄出来ている範囲の廃墟入口にはこの専用装置が置かれている)
登録者は免許を持ったまま廃墟に出入りすれば良いだけだが、非登録者が侵入するとその情報が発信、検挙される仕組み
…なのだが、大半の廃墟には政府が認知していない抜け道が多量に有る為、実際は浮浪者や一般人も安易に入れてしまうのが実態である
・学園は?
幾つかのコンソーシアム提供から成る世界保全機構が知覚者の育成を目的に設立したのが学園
国家的な援助(保全機構が国家である)とされているので、国立扱い
今の日本、世界の最先端技術が此処に集約されている、と言っても過言では無い
入学には知覚者免許の提出、能力測定検査と簡単な筆記試験を行うだけなので、比較的楽に入れる
世界規模で貧富差が有り、廃墟化が進む状態から見れば最早学園自体が楽園視される場合すら有る
ただし、コレは余程困窮した人のみで、一般水準生活がなされる区画では単なる学歴と見られ易い
とはいえ、一般層からしても学園はエリート校と認知されている
最高水準の設備・生活環境・教養の場を誇るが、実際は生徒の自主性を第一に重んじている為、簡易規則さえ守れば放任主義と言える自由さである
因みに、学年分けの水準は年齢の他に知覚能力レベルで選抜されている
その為、編入生でもいきなり3年扱いとか、30過ぎた大人でも1年生だったり、年齢層は広い
区分けとして、初等部・中等部・高等部・大学部の4部署で構成されており
颯刃達は編入生で、高等部2学年に配属されている
学園メンバーを分類すると
・颯刃、勇音、鳴狐、火澄、綺咲、斎、夕華、鏡人、漣:
高等部2学年
颯刃、勇音、鳴狐、鏡人知覚者の質が高いが、中学中退(厳密には凍結に近い)なので此処へ配属w
火澄は知覚者の質、行動技術能力が高いが基礎学力小学止まり、綺咲は知覚者の質は並だが学力が高いから高等部へ
斎は大学部レベル入れる癖に試験でかなり手を抜いた(颯刃達の学年を知っていた為)ので此処止まり
夕華は基本学歴壊滅気味ながらも知覚者の質と身体能力(廃墟暮らしだったから)が高かったので2学年行き
漣は3年レベル行けるのに手を抜いた(ガチでやる気を出す気が無かった)為に此処止まり
月影:
高等部1学年
年齢と身体能力、得意技能を加味しての高等分類だが、正直知覚者としては質が悪い上に基本学力も低めな為、平均同年知覚者から見ればコレはもう下ランク扱い←
・誠、歩夢:
高等部2学年
誠は身体能力が地味にネックになっているが、知覚者の質と技術面(努力の賜物)のお陰で2学年でも上位レベルに位置している
(しかし特に優遇とかは無い)
歩夢は颯刃達と同じ感じなので極めて妥当な2学年(笑)
篤瓏:
高等部3学年
質・技術・身体能力的に、もう大学部に行ってて良いのだが、進学試験を悉く放棄した結果留年しまくっている実態;
・皇:
高等部2学年
学歴が無いが、夕華と同じ様な判定でこの位置に編入した
慧火:
中等部3学年
実際は高等部1学年レベルだが、本人の希望で中等部に配属
瑞稀:
中等部1学年
一般的には初等部の年齢ながら、飛び級で中等部編入
・エゼル:
高等部2学年
3学年レベルをごまかして2学年に編入
単位取得制で一定単位を取ると進級(進学)試験を受けられる
が、稀に留年する生徒(サボリ・まだその学年の勉強がしたい等々)も居る
卒業も有るのだが、大抵は大学部まで行くと生徒会役員だったり、一教員扱いになってたりして学園を去る生徒はあまり多くない
出たとしても保全機構や提携企業へそのまま就職される場合が殆どである
・国は?
日本国では有るが今は多民族状態(災厄の所為であり、どの国も同じである)
外交は停滞しているものの、地球規模で災厄が進行してしまった為に国同士で暗黙の了承の様に不可侵、協力協定で結ばれている
(戦争は無いが紛争は有る)
力を失った諸国は衰退し、辛うじて文明技術を保った国に力が集結している
日本は技術能力が多数遺されて居た為、モノ作り・研究に力を入れる事により学園の様な高水準の化学・学力機能を維持するに至っている
政府は壊滅的損傷を受けたものの、コンソーシアムの支援により崩壊は免れた
しかし、司法や経済等の影響力は衰退したとも言える
コンソーシアム自体も損壊を受けており、多数の支部や技能等が廃墟に埋没してしまっている
しかし、枝分かれしていた支部で生き残っていた者が根強い影響力を保持し続けているのが実態である
東京封鎖(封印)は政府・コンソーシアムにとって苦渋の決断とも言える
災厄により貧富レベルの差が発生し、廃墟に呑まれた場も有れば都市化して栄えている場も有る
コレを実態調査に辺り区画整備が施工され、都道府県は名義のみ名残を残す状態と化し、替わりに区画(エリア)での線引きが主流となる
国が認識しているエリアにはポータル(移転装置)等が設置され、司法効力があり、治安は悪くない
一方、廃墟化した区画や孤立した区画は独自の文化が根付いたり、無法地帯と化してしまっている
義務教育制度も有って無い様な感じだが、近くに学校が有ったりする場合には必然的に通わせたり、学校が無い場合は教養の有る人物が教えたりと、根底にある教養性は失われていない
反対に夕華の様に文字を書け無かったり、最低限の計算知識等しか出来ない子供もそれなりに多いとされている
(無法地帯では教養よりも生きる知識が優先されている為)
実家族の有無や学歴の有無、等は荒廃区画内で、一種のステータスと認識されており、羨望や嫉妬の感情を抱かせ、更なる格差を構成させている実態がある
困窮極まる一方で都市化区画では高層ビルや市場が出回り、多様な設備・技術で繁栄しており、一節では「災厄前と同等かそれ以上に発展した」とさえ噂される区画もチラホラと有る
大抵の発展区画はコンソーシアム企業や政府関連施設が運営をしている