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ハートブレイクが止まらない



皆さん、メリークリスマスです(笑)


イベントの貧しい我が家は23日にケーキ喰いました
プレゼント?何それ美味しいの??←









タイトルが如く今、世間が浮き立つべき時期なのに自分は凹んでます(遠い目)


以下、愚痴
本気で(自分)駄目人間ですwww












日頃の不精の所為で
大掃除の名目の下、度々記事に出してたTHE銃のガチャポンがまるっといつの間にか捨てられ取りました…orz

ちょ、おま…1回200円、いや金額差っ引いても個人的趣味の楽しみを…!!;

相手曰く「売れない(金にならない)し、ゴミでしょ?」だそうな

いやいや、ちゃんとぞんざいながら袋に入れてたから!?;
迷惑も掛けてないでしょ!!?;



個人的趣味の品だ、と告げたら

「趣味悪い、常識考えろ」

だってさ…



24日の夜に捨てられた事発覚し、25日朝に非常識の悪趣味言われる


何このクリスマス
(寧ろ苦シミマスでしか無い)


前々から趣味性格合わないのは分かってたんだ


そりゃ一般で見ていい歳の人間がガチャポンは恥ずかしいさ


でも、どうしてこうさぁ…;


何も「お前も興味持て」とかコレ見よがしに飾り立てても無いじゃんよ


銃の本も「まさか、お前買ったの?」とかあからさまにコイツ頭オカシイ判定とかね


…えぇ、買いましたよ、中古で、実費で

本音を言えばもっと欲しいし、殺人術とかも集めたいのさ


朝からテンション落ち過ぎて泣ける

悔しいやらイラだたしいや、悲しいやら虚しいやら


大人げ無いのは解ってるが、趣味に干渉されるのが一番嫌いなんだよ
(二番目は睡眠妨害w)

放っといてくれよ…;







あぁ、年賀状書かなきゃな

どうせ2通だし返信なんて来ないけどさ…(溜息)

白に暖まる夜に

寒い。


そう思って顔を上げれば、白い髪がサラリと流れ落ちる。

壁に掛けられた時計が目に入る、既に夕刻を過ぎている様だ。

日も既に沈んでおり、夜の帳が辺りを包んでいる。

製薬作業に集中し過ぎたのだろうか、全く気付きもしなかった。
は、と吐いた息が白い煙となって霧散する。

かじかんだ事をやっと自覚した指先を合わせて息で軽く暖めながら席を立って窓に向かった。

黒墨の様な空、その空間を幾重にも舞う白が見える。


「………」


小さい頃から、雪が好きだった。

広くも無い、狭くも無い自室で一人、飽きもせずにただ雪を眺めていた。

下から聴こえる喧騒も
遠く微かに聴こえる不思議な歌も

ただただ全部吸い取って深々と降り積もる。

何もかもが、真っ白に染まってしまえば…

幼心にそんなたわいない事を頭の片隅で願っていた。

サンタクロースも毎年願った。
願って願って、それでも望んだ贈物は届かなかった。


…きっと雪が降ってるから、寒いのね…


目を閉じて居ると、パタパタと足音が近付いて来るのが分かった。

気にも留めずに居ると、その音は大きくなり、やがて止まった。

コンコン…

遠慮がちなノック、継いで聴こえたのは


「め、鳴狐ちゃん…今、良い…かな?」


やはり、遠慮がちな仲間の声


「…えぇ…」


窓から踵を返し、部屋のドアを開く。

廊下の明かりに少し、目が眩んだ。

綺咲は小さな紙包みを両手で包む様に持ち、立っていた。

私の姿を見て、微笑む。


「あ、のね?コレ…」

「…何…?」

突如両手で差し出された包みに困惑する。

それを読み取った綺咲が、反応した。


「急にごめんね?えと…コレ、火澄君に教えて貰って作ったの、良かったら、って思って」

「…そう……ありがとう…」


おすそ分けらしき包みを受け取る。

同意を取っ手から包装のリボンを解いた。


「…コレ…」

「ジンジャークッキー。暖かくなれるし、甘いから…チョット焦げちゃったんだけど…」

申し訳なさそうに苦笑する綺咲。

人型のそれは運搬中にでも慌ててしまったのか、片腕が割れている物も有った。

「ご、ごめ…なさ、私…」

それに気付いた綺咲はいつもの様に恐縮してしまった。

割れた片腕を摘み上げ、口に入れた。


「あ」


泣きそうな目が私に向けられる。

確かに、やや固さが有るそれの味が広がった。


「…美味しいわ…」

「でも…」

「…ありがとう…」


自分なりに笑ってみたが、それが伝わった自信が無い。

しかし、綺咲は安堵した様子で笑ってくれた。


「良かった…鳴狐ちゃんの口に合って」


聞けばまだ渡していない皆にも配るのだと言うと綺咲は移動しようとした。


「…綺咲…チョット待って…」

「?」


少しの間、呼び止め室内に身を翻す。

机の上に有る箱から目当ての品を取り、舞い戻る。

蓋を開けて、少量の軟膏を出すと綺咲の手を取ってそれを塗布した。

包みを受け取る時に、指が火傷を負っているのが見えたからである。


「あ、ありがとう」


笑う彼女に、つられて薄く笑った。


「…メリークリスマス…」


手を振り、歩き去るその姿はプレゼントを配るサンタクロースの様にも見える。

ドアを閉めて、再び窓の外を眺めた。

先程より雪が積もっている、明日も残るだろうか?

静かに柔らかく降る雪。


「…綺麗…」


私は一人呟いて、もう暫くこの暖かい静寂の余韻に浸る事にした…。


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