茂木健一郎氏、政府分科会をバッサリ「尾身茂さんに対して、私は全く信頼を抱いていない」

2021年6月18日 17時32分スポーツ報知

 脳科学者の茂木健一郎氏が18日、自身のツイッターを更新。この日、東京五輪・パラリンピックに伴う感染拡大のリスク評価について提言をまとめ、大会組織委員会の橋本会長と西村経済再生担当大臣に提出した政府の分科会の尾身茂会長ら専門家について私見を述べた。

 まず、「専門家が『リスク』を分析して提示するとか言うけど、変異株も含めこれだけパラメータの多い事象が定量的に正確に予想できるはずがない。実際外れまくっている。当たるも八卦、当たらぬも八卦程度。だったら、検査やワクチン接種、医療体制のcontingency planningに最初から注力すべきだった」とつづると、さらに連続ツイート。

 さらに「信頼性の低いリスク分析(予想)に基づいて、医療体制のcontingency planningに本気で言及せず、国民の行動変容ばかり言ってきた尾身茂さんに対して、私は全く信頼を抱いていない」とバッサリ。「五輪開催について何を言おうと、少なくとも私の心にも、頭にも届かない。『独自研究』と言われて当然」と厳しく続けた。

 最後には「みんな『専門家』というラベルが好きだなあ。ぼくは皮肉を込めて言う時以外は使わないけど」とつづった。