一口に看護師と言っても、配属先の科によって、看護技術や処置の方法も異なります。
配属部署と異なる科で研修を受けるローテーション研修は他部署のケアを学び看護技術を修得できる絶好の機会です。
また、視野を広げて、さまざまな知識を身に付けることが出来ると思います。
将来的な夢を現実的に見据えるキッカケになりますから、看護師としてのやる気も湧きやすいようです。
昔の話ですが、かつての看護師といったら看護婦という呼び名の定着からも分かるように、女性の看護師がほとんどでした。
ですが、ここ最近の傾向として一般的に「看護師」という名称が使われているように男性が働くことも多くなってきました。
現場で求められる看護師の能力を考えた場合、このように変わっていくことは当たり前な事なのかもしれません。
女性的な優しさも大切ですが、現場での判断力や瞬発力、体力の強さなども、看護師に求められる要素だといえるでしょう。
そもそも看護師といえば専門職であり、活かせる技能は多岐に渡ります。
そして、医療現場をはじめ、いろいろなところで常に必要とされています。
そんな訳で、もしも職場を変えたい等を望むなら、それはかなり容易なはずで、その際に気を付けてさえいれば、自分の希望に沿う仕事先も、発見できるかもしれません。
ネット環境があれば、簡単にアクセスできる専門的に看護師の求人などを支援するサイトもたくさんありますから、そういったところを利用して条件の合う就職先を探してみると良いでしょう。
世間では、看護師は別名「白衣の天使」ということからも一般的には好印象を持つ人が大半でしょう。
けれども、看護師の勤務の実情に着目してみれば、収入面ではそう悪くはないとはいえ、なかには夜勤や長時間残業の看護師も多くいるのです。
良い面だけを見るのではなく、現実問題として看護師の働き方はどのようなものなのか、分かっておくことが必要でしょう。
ドラマのようには上手くはいかないのが看護師の仕事です。
普通やることもたくさんあるのですが規定の労働時間以外にも仕事がたくさんあって、仕方なく残業することも日常茶飯事です。
ですが、もし忙しくて疲れがたまっていたとしても、笑顔で患者さんやご家族とは接しています。
さっきまで愚痴っていた人がすぐに笑顔になれるので、看護師はさながら女優だなと感じます。