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monochrome

…お前に興味は無い…


酷く、端的に

それでいて深い拒絶だな、と思った…

「興味」が無いって事はさ

「関心が無い」って事だろ?

つまりー…

「俺が死んでも良いって事かい?」

小さな背に苦笑する

「そうだな」

返事は即答レベルだった…

カチリ、小さな音を立てる白黒の遊戯板

小さな手は駒を弄ぶ事も無く、淡々と指示を出す

「…酷いな…」

顔は苦笑を保っているが、内心はもうハートブレイクだ、傷心モノだ

「………………」

そんな俺を空気…いや、寧ろ舞い飛ぶ塵だろうか?…位だと思っているだろう少年は、無駄無く相手の王を追い詰めている

…つまらないなぁ…

この場所で他人と関わる機会なんて滅多に無いのに…

酷く退屈だったのを記憶している

散々王を弄び、呆気なくソレは板上に倒れた

…コイツ…わざとやっていたのか…

なかなか悪趣味と言うか何と言うか

今後が不安だ

いや、そんな深刻には考えてないんだけどね?

「ね〜…、暇なんだけど?」

「だから?」
「何か話さない?」

「何故?」

「ん〜、暇潰し?」

「断る」

あ、会話終了

「君が俺に興味無くても、俺が君に興味が有るって言ったら?」

「…………」

シカト…シカトなのかい?

お兄ちゃんそろそろ泣いちゃうぞ?

そう思って顔を覆い隠そうとした時だった

「…ば…」

遊戯板を片付けた少年が肩越しにコチラを振り返る

「勝手にすれば良い」

motherの呼び出しに小さな影は部屋を後にした

…本当に酷いなぁ…

伸ばした指の額は振り返った幻影を映し出す

「そう言う台詞は、ちゃんと相手を視て言わなくっちゃ?」

その目が、俺を素通りした事など、解ってるんだよ?

ま、君にとってはそれすらもどうでも良い事象なんだろうけど…

枠を崩す

motherが俺を呼んだ

さて、俺は俺で、好きにするとしよう

…白黒の翼の君が、本当は何色なのか…?

今は解らないけど

何れ解ると思うから…

クスリ、笑った後、この部屋は再びの静寂に包まれたー…
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謎の購買員

…まさかのドッグヤードで遭遇…;

え、禿?その頭はどうしたんですか!?;(失礼)

何というか…怪しい…

薬品売りだったみたいですが、スルーしちゃいました

…何だっけな…い…イノウエ…は彼か;

い…イイヅカ…??

そんな名前でした(ぇ)

寧ろ禿眼鏡としか印象ゲフンゴフン←←

学生には見えなかったけど…何だったんだろう…???
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