行き止まりと一筋の可能性ー…
[コンベンションセンター前へ]
颯刃:さて、いきなり行き止まりだったなぁ;
鏡人:…そう調子良くは行かないモノだ…
赤兎:ケケケ…そうそう、後戻りも楽じゃ無いんだぜ?
鏡人:……
斎:蟻の多い場所だな…
―――――ーーーーーーーーーーーーーー
鏡人:………
赤兎:大当り〜!…ケケケ…
颯刃:ちょ、赤兎!;(小声)
斎…きっと運が無いだけだよ;
(苦笑)
斎:…そうか…(ポタポタ)
赤兎:サクサク先に進もうぜ!
―――――ーーーーーーーーーーーーーー
颯刃:亀裂も多いし、なかなか先に進めないなぁ;
斎:だが、もうすぐ出口だ
鏡人:…魚…
颯刃:ま、また…?;(チラッ)
斎:何故そこで俺を見る?
颯刃:な、何でも無い;
さぁ、倒そうか!;
―――――ーーーーーーーーーーーーーー
赤兎:またまた大当り〜!!
颯刃:何で斎ばっかり水掛けられるんだろうなぁ?;
鏡人:…狙い易いのかも知れないな…
赤兎:ケケケ…そりゃもう無駄に背も態度もデカイし、ぶっかけたくもなるよなぁ…ケケ…ゲッ!!;
斎:そんなに言うなら俺からも濃いモノをお前に注ぎ込んでヤろうか…?
(ぐわし、と赤兎ん鷲掴みし、黒いオーラを醸し出す)
赤兎:Σゲゲッ!!;
や…止めろ!は、放せ〜!!;
(ジタバタ)
颯刃:…うぅん…;
鏡人:…無い…(ボソッ)
颯刃:え?
鏡人:…俺は…濡れて無い…
颯刃:あ、いや…濡れるから良いとかじゃ無いから…;
(気にしてる…のかな?;)
鏡人:…そうか…
赤兎:って言うかオレ様を無視するなぁぁぁ〜!!!;
颯刃:…赤兎;(チラリと斎を見る)
斎:………
(ペシッ、と赤兎を床に投げる)
赤兎:Σぶっ!!
颯刃:お、オイオイ…!;
斎:それぐらいで壊れるガラクタでも無いだろう?
(ニヤッ)
赤兎:くっそ〜…;
颯刃:大丈夫か?(赤兎を持ち抱える)
赤兎:あったり前だろ〜、オレ様は高性能なんだからなっ(フイッ)
颯刃:良かった…;(安堵する)
赤兎:ほ、ほら、ボサっとして無いでさっさと進めよな!
颯刃:あぁ、行こうか…(微笑)
To be continued...