廃色九龍亭

戻るのか､進むのかー…


[2階へ]

赤兎:戻るならｻｸｻｸ行こうぜ､ｻｸｻｸ

颯刃:焦りは禁物だよ(苦笑)

赤兎:どうせこんな場所居ても仕方ないだろ〜?

皇:むぅ､赤兎はせっかちだな?(苦笑)

颯刃:少し､ね(苦笑)

皇のﾐﾐｲはどうなの?

皇:ﾐﾐｲ､此処に居るぞ?(笑)

ﾐﾐｲ:皆さん､お久しぶりですね!(ﾍﾟｺﾘ)

颯刃:ﾐﾐｲも元気そうで何よりだよ(笑)

赤兎:ｹｯ､ただの量産型のｶﾞﾗｸﾀじゃね〜か

ﾐﾐｲ:うぅ…;

皇:ﾐﾐｲは役に立っている､多くは望まない､感謝してるからな

ﾐﾐｲ:皇さん…!(じ〜ん)

赤兎:またかよ､ｶﾞﾗｸﾀの考える事は解んねぇぜ…

それに､蟷螂野郎が蠢いてるぜ?

鏡人:………(狙撃体制)

皇:俺達はｱｯﾁを狙う!

ﾐﾐｲ:はいっ､頑張りましょう!!

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

赤兎:あ〜もう､無駄な時間だぜ…
(ﾔﾚﾔﾚ)

斎:…ｸｸｯ…さぁ､長居は無用だ､先へ進もう…

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

颯刃:そういえば､皇はﾐﾐｲに名前付けないのか?

皇:ﾑ…名は呪だからな…簡単には決めかねる;

ﾐﾐｲ:ぼくはﾐﾐｲでも充分ですから(笑)

赤兎:ｶﾞﾗｸﾀにはそれが無難だろ､ｹｹｹ…

颯刃:赤兎…!;

ﾐﾐｲ:いえ､事実です､から…(苦笑)

皇:そんな事は無い､ﾐﾐｲは俺の仲間だ

颯刃:そっか…(笑)

ﾐﾐｲ:…!…敵性反応です!気を付けて下さいっ!!

斎:またﾜｰﾑか…

颯刃:噛まれたく無いなぁ;(苦笑)

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

ﾐﾐｲ:皆さん､流石ですねっ(ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ)

赤兎:こんな雑魚に詰まられたらｵﾚ様の迷惑だからな(ｼﾚｯ)

颯刃:(こうも差が有るのか…;)

皇:いずれ機が来れば､名を付けてやれるさ
(笑)

さぁ､先へ行こう…









To be continued...

学園にも文化祭あるんですねｗｗ

楽しむだけ楽しみたいですよｗｗ

〜女子の場合〜


夕華:よ〜し!美味しいもの食べ歩きだ〜!!
(ﾀﾞｯｼｭ)

綺咲:え､あ…ちょ待って〜!;
(追い掛ける)

鳴狐:………(散策)

歩夢:うぅん…当たる…のかな…?
(占い前で思案中)



〜男子の場合〜


颯刃:わぁ､活気があるなぁ(ﾆｺﾆｺ)

月影:はい､祭は楽しいものですね(笑)

火澄:わっ､映研の出し物面白そうだなぁ!!
(ｷﾗｷﾗ)

斎:行くなら一人で行けよ?
(ﾊﾟﾝﾌ片手にｼﾚｯ)

誠:ふむ､相対性理論から来る定理の分野からなっているのか…
(科学部覗き中)

皇:祭､楽しい､主守にも見せたいな
(店屋物持ちｷｮﾛｷｮﾛ)

漣:ｾﾘｱちゃんも可愛いよなぁ〜､放送部長とはまたちょっと違うし…(ﾆﾔﾆﾔ)

勇音:ｼﾉさんに鍛え直されれば良いよ…

早く行かないと軽音部の出し物始まるぞ?;
(半眼)

鏡人:………
(使われてない教室で傍観)





うん､楽しんでそうだねｗｗｗ(ぁ)

蝶が舞う様に
夢幻を流れゆくー…

―――――ーーーーーーーーーーーーーー

日だまりの庭､青々しい草と土の匂い

木の上から見下ろされている

逆光の君が､笑う

｢早くおいでよ｣

細い腕が､差し伸ばされた



暖かい

大きな腕に抱かれている

｢あのね､あのね?｣

聞いてほしい事､いっぱいあるんだよ?



波の音がする

寄せては返す

懐かしい､音…

不意に駆ける影が2つ

行かないでくれよ､追い付くから

｢…まっ…!!｣

伸ばした腕は何も掴まなかった



夢を､見ている

そう自覚する夢だ

傍観する自分は酷く冷静だった

大地が飲み下したｱｶは､何色だったか…

｢…に……を…!!｣

天を仰ぎ､叫ぶ声は､誰のﾓﾉだっただろうか?



早く謝れば良いのに

何時もの事じゃないか

機嫌を損ねているのに､楽しんでいる

｢知ってるよ｣

不敵な笑みに惹き寄せられる

｢だって､愛してるし?｣

一分の隙も無く､ｿｲﾂは笑った



目が､見ている

沢山の目

嘲笑の笑みしかない

｢良かったなぁ､優秀で…｣

何時だって貴様達は全てを否定するんだ…



｢…かわいそうだよ…｣

ふわふわの毛があまりにも白くて､小さかったから

震える命が､悲しかったから

やめてあげようよ

やめようよ

｢五月蝿い!!｣

その仔を持った

にいさんたちは､とてもこわかった



何も､無い

狭間

声が､聴こえる…?

何を言っているの?

君は､誰なの?

｢…選びなさい…｣

姿無き声が､聴こえた気がしたんだー…