廃色九龍亭

逃亡者「皆､残念ながら大変な危機が訪れた様だ」

抗議者「大変そうな気がしねぇw」

訂正者「話くらい聞いてみようよ?」

逃亡者「ｶｦｽ波より非常識王から難題が届いたんだよ!!」

抗議者「ｶｦｽ波受信してんじゃ無ぇぇ!?何やってんだよﾏｼﾞで!!」

狂言者「って言うか､ｶｦｽ波って何なのよ?」

収集者「ｶｦｽ波……世界における干渉数値､あるいは管理人の妄想の暴走､とでも捉えておけば良かろう」

煽動者「そんな大層なﾓﾉなのか……?」


収集者「実際にｶｦｽ波干渉により､ある平行世界で某銃士が探索者から音楽で戦う(笑)楽士に変容されたと聞くが?」(ﾆﾔﾘ)

抗議者「…………」

煽動者「音楽で戦う､ねぇ?」

逃亡者「そんな事より!早いところこの難題をだね!?」

訂正者「ところで､その難題と言うのは?」


逃亡者「それが､私には解読出来ないんだよ｡例えば
『7番ｱｸﾛにおける御愁傷様の確率を明示せよ』とか……何なんだい!?」


抗議者「………………」
収集者「……ｸｸｯ……」


狂言者「ｱｸﾛって､ｱｸﾛﾊﾞｯﾄ?
この中じゃあ煽動者だけじゃない」


煽動者「7番の意味が解らないだろ､あと御愁傷様」


訂正者「ほ､他には何が有りますか?」

逃亡者「『宿題の存在意義とその対策をを悪魔様語とﾔﾝﾃﾞﾚｰｽﾞ語で原稿用紙999枚に書きなさい』」


狂言者「は?宿題??」

訂正者「悪魔様語とかって､聞いた事の無い言語かな?」

収集者「………………」


煽動者「そもそも､俺達勉強も学校も未経験なのに宿題とか……」


抗議者「ｺﾚ､解く意味が無いんじゃねぇか?」


収集者「さて､な?
このｶｦｽ波を解いても構わんし､解かずとも良いだろう」


抗議者「じゃあ解かねぇ」(ｼﾚｯ)


逃亡者「えぇぇ!?」


抗議者「ｶｦｽ関わるとろくな目に遭わねぇんだって!!大体非常識王とかｱﾚじゃんよ!!」

収集者「その代わりｼﾝﾌｫﾆｱ発射(野郎は蒸発)やﾃﾞｽｿｩｽの雨炉利ﾗｲﾄ感染が起きても良いと……」


抗議者「さぁ､取り敢えず手当たり次第片付ける!異論は聞かねぇ!!」(ｷﾘｯ)


狂言者「はぁぁ!?」

抗議者「ｶｦｽ舐めんな､ﾏｼﾞで大惨事にされるんだからよ!!」


訂正者「……取り敢えずやらないよりはやるべきか､ﾐﾐｲも心配だし」

煽動者「そう言えばﾐﾐｲはどうした?」

逃亡者「ｶｦｽ波で強制ｼｬｯﾄﾀﾞｳﾝしたよ」

収集者「自己防衛でも起動ｼたか……ｸｸｯ……」


狂言者「……訳が解らないわ……」

煽動者「理解出来るﾓﾉでも無いって訳か､面倒くせぇ」




抗議者「うぉあぁぁぁぁぁ!!喋るより全力で抗うぜ､こんちくしょぉぉぉぉぉう!!」











収集者「さて､このｶｦｽ波を俺達が無事に終えたかどうか……それは好きに考えておけば良かろう?」(Q.E.D.)