【コロナ】南アフリカ、感染経路の追跡と隔離を停止へ【バイバイコロナ】

南アフリカ、感染経路の追跡と隔離を停止へ−人口の8割がコロナ感染経験

12/24(金)

(ブルームバーグ): 南アフリカ共和国は、新型コロナウイルスの感染経路の追跡を停止し、感染者の隔離もやめる。コロナ対応戦略の重点を転換する。

保健省幹部の23日付の配布資料によると、感染経路の追跡は今後、クラスター発生時に限定する。同省の報道官フォスター・モハレ氏が内容を確認した。同国では過去に感染し、コロナウイルスに対する一定の免疫を持つ人が人口の80%に達している。

【コロナ】オミクロン、デルタより「症状軽い」…南ア、英、デンマークの調査で一致【ザコ中のザコ】

オミクロン、デルタより「症状軽い」…南ア、英、デンマークの調査で一致

12/24(金) 13:49

 南アフリカ、英国、デンマークでそれぞれ独立して行われた研究の結果、オミクロン株が引き起こす症状はデルタ株などの他の新型コロナウイルス変異株より軽いという、一致した結論が導き出された。ただし、この現象がオミクロン株の固有の特性なのか、ワクチン接種によって重症化が大きく抑制されたためなのかについては、さらなる研究が必要だという指摘も同時に提起された。

 英国のインペリアルカレッジの研究チームは最近、深刻な重症を引き起こす可能性がオミクロン株は他の変異株に比べ11%低いことを明らかにした。「フィナンシャル・タイムズ」が22日(現地時間)報じた。これは感染者の年齢、性別、健康状態などのその他の変数を調整した後の結果だ。同紙によると、これを実際の人口に適用すれば、オミクロン株感染者の入院確率はデルタ株感染者より25%低いことになる。

 南アの国立感染症研究所(NICD)も、10月から11月にかけて行った調査の結果、オミクロン株感染者の入院確率はデルタ株感染者よりも80%低かったと明らかにした。デンマーク国立血清研究所(ISS)も、11月22日から12月15日の間に感染した人を調査した結果、入院確率はオミクロン感染者の方がその他の感染者より3倍低かったと明らかにした。ただし、主にオミクロン株に感染しているのは若年層であるため、比較対象そのものが偏っている可能性があると述べている。

 このような結果について研究者たちは、「オミクロン株はデルタ株より、すでにワクチン接種を済ませていたり、感染経験のあったりする人たちをよく感染させるということを考慮すべきだ」と口をそろえた。ワクチン接種などですでに生成された身体の免疫システムが、オミクロン株による重症化を抑制しうるからだ。南アの感染症学者シェリル・コエーン氏は「突破感染(ブレイクスルー感染)や再感染においては、オミクロン株による症状はあまり深刻化しないようだ。免疫システムの保護力が重症化を防ぐとみられる」と述べた。

【コロナ】南アフリカでオミクロン急速に減少、保健当局の分析は【コロナ終了か】

南アでオミクロン急速に減少、保健当局の分析は

12/24(金)
テレビ朝日系(ANN)

"南アでオミクロン急速に減少、保健当局の分析は"

 南アフリカでオミクロン株の感染が急激に広がったあと、すぐにピークアウトしていることについて、保健当局が「他の国でも同じ事が起きる」可能性について語りました。

 ワシントンポストは22日、南アフリカの保健当局を率いるカリム教授へのインタビュー内容を掲載しました。

 カリム教授は、南アフリカで感染が急速に拡大したあと、急速に縮小していることについて、「オミクロン株のような変異株ではそうなると考えられる」として、他の国でも同じことが起きる可能性を指摘しました。

 南アフリカでは、オミクロン株の感染の波が「恐らく先週末には収まっていた。感染し得る人があまり残っていない」と見ていて、人口の70%がすでに新型コロナウイルスに感染したことで強い抗体反応が得られたと原因を分析しています。

【コロナ】オミクロン株の入院率、デルタ株より低下 英国や南アの初期調査で判明【オミクロンはザコ】

オミクロン株の入院率、デルタ株より低下 英国や南アの初期調査で判明

12/23(木) 11:09

(CNN) 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、デルタ株に比べて重症化率や入院率が低い可能性を指摘する研究論文が相次いで発表されている。

英エディンバラ大学が22日にオンラインで発表した論文によると、オミクロン株に関連した入院リスクはデルタに比べて3分の2減少することが分かった。この研究は、スコットランドで実施した調査に基づいている。

21日に医学論文サイトの「medrxiv.org」に掲載された別の論文によれば、オミクロン株の感染者が入院する確率はデルタ株感染者に比べて80%低いことが分かった。ただ、入院した場合の重症化リスクはデルタ株と変わらなかった。この研究は南アフリカでの調査に基づく。

いずれも初期のデータに基づいており、査読が行われる医学誌にはまだ掲載されていない。

スコットランドの調査では、11月1日〜12月19日に確認されたオミクロン株の症例2万3840例と、デルタ株の症例12万6511例を比較した。入院したのはオミクロン株の感染者が15人、デルタ株の感染者は856人だった。

「数は少ないものの、この研究は朗報だ。ワクチンを2回接種した若者の入院がデルタに比べて3分の2減るということは、多くの人にとってオミクロンが軽くなることを示唆している」。いずれの研究にもかかわっていない英オックスフォード大学のジェームズ・ネイスミス教授は、英サイエンス・メディアセンターが22日に発表した声明の中でそう指摘した。
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