【コロナ】愛媛知事「オミクロン株に本当に有効なのか」蔓延防止の効果を疑問視【マンボウ意味なし】

愛媛知事「オミクロン株に本当に有効なのか」蔓延防止の効果を疑問視

2022/1/17 19:05
産経WEST

愛媛県の中村時広知事は17日の記者会見で、感染急拡大している新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に関し、飲食店に時短要請などができる「蔓延(まんえん)防止等重点措置」を適用する効果に疑問を呈した。「オミクロン株は飲食を抑えても感染防止につながらない」と述べ、現時点では適用要請しない考えも示した。

同時に「先に適用された沖縄県などでも感染は拡大しており、効果は非常に薄い」と指摘。適用された場合に県内で対象区域と非対象区域、制限を受ける飲食店と飲食店以外の業種があるため「経済的な不公平感を覚悟しなければならない」として「慎重に考える必要がある」と言及した。

政府に対しても「蔓延防止措置がオミクロン株に対して本当に有効なのか。費用対効果の問題を考えるのが大事だ」と訴えた。

【コロナ】オミクロン株感染、NYなど米大都市で収束の兆し【コロナ終了】

オミクロン株感染、NYなど米大都市で収束の兆し

1/15(土) 4:44
AFP=時事

【AFP=時事】米国のニューヨークなど主要都市で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染の波が収束し始めていることが、今週の公式統計から明らかになった。一方、感染者数の変動から一歩遅れて変化する入院患者数は、過去最多を更新した。

 オミクロン株の感染者が爆発的に増加した後に急減するという傾向は、英国や南アフリカでも見られていた。ニューヨークでは、1日の新規感染者数の7日間平均が過去最多の4万人を記録した2日以降、減少を続けている。14日の公式データによると、10日には2万8500人にまで減ったが、過去の感染ピーク時を超える水準にとどまっている。

 ニューヨーク州全体とニュージャージー州、シカゴ、首都ワシントンでも同様の減少が見られた。だが新規感染は大半の州で増えており、全米平均は1日75万人を超えて増加を続けている。

 オミクロン株の症状は従来株に比べて軽いことが多いが、感染力が強いため、全体比では少ない重症化患者も絶対数では多くなり、医療体制が逼迫(ひっぱく)。米厚生省によると、国内の病院では現在、過去最多となる15万7000床以上が新型ウイルス感染者で占められている。

 さらに全米各地では、看護師が人手や設備の不足、新型ウイルス陽性になっても勤務を強いられていることを理由にストライキや抗議を展開している。

 1日の死亡者数の7日間平均は1700人を超え、デルタ株感染がピークを迎えていた昨年9月の約1900人に近づいている。【翻訳編集】 AFPBB News

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2022年01月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31